
自由教育推進都市入間市にしたい (「教師」として)
① 子どもたちが自ら進んで楽しく学べる学校作り
私は43年間、入間市の小学校担任教諭として携わらせて頂きました。担任させて頂いた児童は約1000人です。私は、児童に教えたことよりも児童から学んだことが多かったと思っています。22歳の未熟な私を温かく見守ってくれたのはたくさんの保護者たちでした。自分が理想としている教育に打ち込むことができたのは出会った方々のおかげです。感謝を言葉では言い尽くせません。今は出会った方々ひとりひとりの幸せを祈るばかりです。
私が出会った児童は、一人一人が自分の考え方を持ち活き活きとした学校生活を送っていました。しかしながら、入間市の教育は学習規律を重んじているためにどうしても児童生徒の自由が制限されてしまいます。
今は児童生徒が自ら学ぶ教育が推進される時代です。子どもたちの個性を伸ばせる教育環境が大切です。
児童生徒の自由を尊重し、児童生徒が自ら学ぶ環境づくりには、行政の援助が必要です。そのために補助員を増やすなど教育予算を拡充し、自由教育推進都市入間市を実現させて行く必要があります。
私は、学校と保護者が協力し合うための、その一役を担いたいです。悩みを抱えている保護者たちの相談役にもなりたいです。将来の入間市を担う子どもたちを丁寧に育てることが私たちの役割です。
② 保護者の意見を尊重する学校作り
入間市は保護者から学校評価を頂き、その評価に基づいて教育環境改善を考えています。しかし、学校に届く保護者の意見が、多くの保護者の要望であるかは疑問があります。意見を述べる保護者は一部であり、それが保護者の多数意見であるかどうかを学校は把握していません。多数意見を尊重する。これを自由教育推進都市実現の方法の一つにさせて頂きます。
③ 自由学区学校の設立
文科省は特色のある学校作りを求めています。しかし、子どもたちに対する教育の機会均等を考慮すると特色のある学校作りは思うように進みません。そこで私が考えたのが、入間市在住児童生徒ならば、学区の制限なしに通うことが出来る学校を入間市に一校作ることです。この方法により学校選択が1校増えます。特色のある学校教育も可能です。
教育予算を拡充し、自由教育推進都市入間市を実現させたいです。
④ 教師の労働環境改善(無賃残業を減らす)
今、日本中で教員不足が問題になっています。2023年度における教員の精神疾患による休職中が7000人を超えました。この問題を解決するには教師の労働環境を改善する必要があります。教員には残業代が支給されません。無賃残業を確実に減らす工夫を提案していきます。